ウルトラマンイースリングとは
2006年12月16日〜2007年2月28日に全39話が放送された、オリジナルウルトラマン第19弾及びミラクル作者第3作。

<ストーリー>
世界征服を企むサターンズが生み出した生物の中の一体、No.099は、人間に化けて地球へ向かった。
そして作戦を実行し、地球を侵略しようとするが、優しく平和な地球に愛を抱き、征服を拒否。
平和のために”ウルトラマンイースリング”として、サターンズと戦う事を決意する・・・。
しかし、後々判明してゆく真実や、普通の人とは違うという事への苦悩や、
襲い来る悲しみと戦いの数々に、隆一郎は苦戦してゆく。
果たして、サターンズを滅ぼし、地球の平和は守れるのか?!

ちなみに元祖M78などとの関係は一切不明。
繋がっている可能性もあり、全く孤立した世界の可能性もある。
主人公自身が、侵略者として生まれた苦悩や日々日々起こる怪事件への罪悪感などを背負いつつも、
とにかく地球と人間を愛する描写を加え、ストーリーを進めてゆく。
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主な登場人物

 奥菜隆一郎/ウルトラマンイースリング 身長:178cm 体重:62.2kg/身長:43m 体重:2万t

別名:サターンズNo.099.
本編の主人公
世界征服を企む軍団『ヘル・サターンズ』によって創られた、侵略者(絵左)
サターンズ最強の生物を想定して創られたため、能力や力はかなりのもの。
唯一、しっかりした人間体も持つ。(絵中)
その人間体で地球へ向かい作戦を実行しようとするが、優しい人々に囲まれ、地球を愛してしまう。
そして、この地球の平和を守るため、自分を生み出したサターンズの野望を打ち砕くために、
銀と黒の巨人、ウルトラマンイースリングとして戦う事を決意する。
胸の左側には「e」と銀文字マークが付いている。カラータイマーのような物は付いていない。
飛行は短い間だが可能。パワーも強力である。
 
普段の人間体では、奥菜隆一郎と名乗っている。見た目23歳の男。
出会った雅人と麻紀の優しさにひかれたのが、地球を愛した理由。
「ありがとう」という発言や涙を流すなど、プログラムされていないはずの言語や行動などをし、人間らしさが伺える。
運動神経も抜群。ダメージが大きい場合は、自動回復作業”パワフル・ドライバー”により眠りにつく。
最大の危機が訪れたときに変身する。
 
変身方法は、ベルトで装備された、フラッシュラッシュを取り出し先端のダイヤを目で睨み、本人確定を行う。
その後に左下→右上の順に振る事で変身できる。
また、先端から光線などを出すことも可能である。


光線技等

・エモーション光線
 両腕を横に広げたあとに、下に交差させて降ろす。
 そのまま右横に十字を作り、それをさらに左側に腕を回転してもう1度十字をつくって発射する。
 青・緑・赤・黒の混じった最大の光線技。
・X・ソード
 腕を胸の前で交差させ、パワーを発生させる。
 そして両腕にレーザー光線が溜まり、剣のように鋭く頑丈な攻撃ができるようになる。
・ガッツ・レーザー
 両腕を頭のトゲの前で交差させ、いっきに腕を前へ突き出すことで、
 そのトゲから黄金色の光線を放つ。
・オーロラ・ドリーム
 目から放つ、七色の光線。
 最低限の物体の解除やエネルギー消滅ができる。
・シャイニング・ニードル・スラッシュ
 頭のトゲにパワーを集め、敵にを向ける体制をとり、そのまま一直線に敵を貫く究極の技。
・アタックボール
 怒りのエネルギーを溜めた赤い光球。
・ニードル・ラッガー
 鶏冠のトゲを投げ飛ばし突き刺す、ブーメラン型の武器攻撃。
・トルネード光線
 丸い円状の光線で、相手を捕らえる。
・サークルメント・シールド
 相手を閉じ込めるシールド。パワーなどを吸い取ることもできる。

武器・兵器等
・イースリング・ジェッター

第15話で初登場。
大村博士開発の巨大無人戦闘機。全長25〜35メートル。
4つの大砲から様々な攻撃ができる。
イースリングなどの危機を救う、自動飛行型の近未来兵器!

・イース・ザ・レーザー

第12話で初登場。
大村博士開発のレーザー光線である。雅人・麻紀・大村、隆一郎それぞれが所持する。

・グレーティング・ソード

第14話で初登場。
縮小化、巨大化可能の剣。
隆一郎及びイースリングは所持。
無論、大村博士開発。

・イースリング・ライダー

第19話で初登場。
壊れてしまった雅人から貰った隆一郎のバイクを、
大村博士が改造したもの。
コンピューター内臓であり、頭部のトゲから光線を放ったり、
誰にも見えぬ超高速で爆走したりなど最強のバイクである。

・スパイダー・ダイヤモンド

第19話で初登場。
落としてしまった麻紀から貰った隆一郎の空く背アリーを、
大村博士が改造したもの、
敵の居場所を察知し、勝手に動き出して先のトゲを矢印に見立て、
四方八方を向いて誘導してくれる優れもの。近くにくれば、赤いダイヤが点滅する。

・ダブル・イースリング

第21話で初登場。
イースリング・ジェッターとイースリング・ライダーが自動合体した姿。
強力な防御力・攻撃力を誇りる。。
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 ヘル・サターンズ
世界征服を企む生物達が結成した軍団。
サターンズ城のあるサターンズ惑星で本拠地としている。
非科学的な技術や能力を持っている。
邪悪魔惑星にサターンズ城を持つ。
自分達の暮らしてきた世界とは全く事となる地球に嫌悪感を持ち、
地球の全エネルギーを奪い去ろうと企む。
23年前にも地球を狙いにきていた。
だがさらなる強力なパワーを求め、23年間待機し、
今ついに再び地球を狙った。
以下、主要部隊の5体。

 ヘル・デス

サターンズNo.001 
サターンズの創立者であり首領。
地球のある宇宙とは別次元の宇宙にて生まれる。
そこは愛や友情といった感情が無い、世界であった。
そんな世界に嫌気が刺し、その宇宙を征服してしまう。
また、そのほかの宇宙も征服しようと企み、同じような生物を4体集めてサターンズを結成。
後に、95体もの生物を製造する。
実は23年前にも地球を狙いに来ていた。
持つ力は計り知れない。
頭はまるで脳みその塊のような物であり、
体はかなり複雑な絡まった糸のような気味の悪い物である。

 ゴウマグマ

サターンズNo.002
ヘル・デスと共に世界征服を企む。
彼も感情なき星で生まれる。
それが当たり前だと思い、全世界を支配しようとしている。
第2の権力者。
体中にトゲが装備されており、目は4つある。青と緑を合わせたような色を持つ。
普段は衣類でトゲを隠す。
衣類を取った姿はトゲしかないような、強力なものでった。

 バド・リュー

サターンズNo.003
1度、善心を持ち人間と交流しようとしたが、断られて激怒。
侵略しようと企んだのだが、一人の力ではどうにもならなかったとき、
ヘル・デスと遭遇し仲間入り。体は腕を4本持っている。
イースリングと同じように人間体も持つが、腕は4本になってしまう。
だが度々仲間から見下されてしまう。
時折、反抗的な態度を見せる。

ギライバー

サターンズNo.004
唯一の女侵略者。
非常な作戦などをよく思いつく。
裏には生物としての顔を持つ。
少し弱い部分もあるが、持つ力は女とはいえ、強力。

メガンダー

サターンズNo.005
機械生物。
様々な情報などを収める。
喋りが少しカタゴトっぽいが、頭脳は最高であろう。
先のドリルからはレーザー発射やパワー吸収が可能。

他、ビルデルスやスカルダーといった衝撃的な強敵が登場。
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<奥菜を取り囲む登場人物>

檜山雅人

21歳の男。遠藤麻紀の彼氏。
第1話より登場。
No.099と最初に出会った人物であり、
No.099を正義へと導いた人物でもある。
優しい心を持ち、どんな人に対しても同じ心で接する。
少し熱心な部分も持つ。おっちょこちょいな面もある。
23年前に現れたサターンズの存在自体は知っていた。
奥菜隆一郎の友達である。

遠藤麻紀

20歳の女。檜山雅人の彼女。
第1話より登場。
No.099に人が多い場所を教えてあげるなど、親切な心を持つ。
強い感情も持っており、檜山に負けず優しい憧れ的な女性。
だがちょっと厳しい面も?
23年前に現れたサターンズの存在自体は知っていた。
奥菜隆一郎の友達である。

大村俊二

55歳の天才研究科。博士。
第10話〜第20話に登場。
20歳の頃から、様々な新兵器等を創るため努力していたが、
大金に目がくらみ、ヘル・サターンズのNo.19、No.21〜No.29の生物製造を協力してしまう。
自分の犯した罪に罪悪感を感じて逃走し、第10話で初登場し、隆一郎と遭遇。
隆一郎を援護しながら、共に戦う。
そして様々な新兵器を開発し、イースリング達を救出した。

井上秀

プラモデル好きの20歳の青年。第15話で初登場。
サターンズの罠にはまるが、大村博士らによって救われる。
そして大村の助手として仲間入りすることとなった。

夢野健一

第26話・第27話に登場。
23年前に唯一、バド・リューを地球に迎え入れようとした男。

他、”謎の女性”など重要人物が登場。
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