A&R
新たに武装強化をしたとは言え、基本的にリュートリニアンとの交信と言うその役目は変わらない。
ただし、否友好的な異星人等の襲来と言った例外時にのみ、その役目はシフトチェンジする事となる。

A&R専用星間飛行機改め A&R専用万能型戦闘機・エーアールα
元来、この機体には武装備は一切無かったが、新たに両翼からのキャノンミサイル、
そして機体先端から発射するレーザーバルカンが装備された。なお、α〜γの中では最も小型である。

A&R専用爆撃重視型万能戦闘機・エーアールβ 別名ダッシュバード・ネオ
αより大型で、その外見はかつてのダッシュバード2に似ていると言えば細かい説明は無用だろう。
元々装備されていた両翼からのレーザーの他に、新たにカッタービームバルカンが装備された。

A&R専用大型簡易空母・エーアールγ
3機の中では最も大型の機体で、その名の通りαとβを収容できるまさに空母と言える存在である。
武装兵器は機体先端よりチャージ・発射するアルティメット・メガ・ビームキャノンのみだが、
その威力は驚異的で、ビームキャノン一発で戦局がおおいに変わるといっても過言ではない。

A&Rは全世界に基地があり、それぞれの場所でリュートリニアンのUFOを24時間監視・交信している。
なお、かつての‘DASH’と‘UDF’は数十年前に地球の平和を祈りつつ解散され、
そのOBの何人かは今でもA&Rで働いている。

A&R隊長 カサゴイ・タクヤ
A&R日本海本部および月面本部を指揮する35歳。
そのおおらかな性格、事態における的確な判断には定評がある。
が、普段がおおらかで優しい分、一度猛烈に怒ると本人の記憶に残らないほど恐ろしいことに……。
なお、超甘党。

エーアールαメインパイロット カミヤ・レイジ

この物語の中心となる21歳。
その今時珍しいくらいのまっすぐで純粋な性格は、まさに‘正義’と言うに等しい。
中にはそのまっすぐな性格に少々イヤミな反応をする輩もいるが、レイジ本人はさほど気にしてない。
この性格に、ウルトラマンクラウスは惚れ込んだのだろう。
カサゴイと同じように、一度キレたら想像を絶する事になる。

エーアールβメインパイロット ハジマ・シュウ
現場で先頭に立つ勇敢な28歳。
βの操縦はもとより、肉弾戦にも強い格闘家で、俗に言う熱血野郎。
同じように正義に燃えるレイジとは仲がいい。
隠れ怪獣ファンで、彼の部屋のベッドの下には大量のアダルトビデ…あいや怪獣研究読本が……。
なお、既婚者。

エーアールβサブパイロット ヒジカタ・ミスカ
A&Rの中でもある意味最も強いにじゅう…ゲフンゲフン。
かつてのDASHの元隊長、ヒジカタ・シゲルの娘である。
中々の美人だが、その性格は父親のDNAを継いだからかまさに男勝り。
プライドは高く、親の七光り・スネかじりと言う言葉が大嫌いである。
超辛党で、超甘党のカサゴイ隊長とは食べ物に関して何かと討論を起こす。

エーアールγパイロット シゲノ・ナオキ
どこにでも一人はいそうな、適当そうと言うか、楽天的な25歳。
扱いの難しいγの操縦にとてつもなく神経を使うためか、若白髪。
妙に勘が鋭く、それが事件を解決に導く事も、招くことも…。
物凄く真面目な性格のレイジには少々尖った反応を見せることも。
カサゴイ曰く「悪い人間じゃないんだがなぁ…」

オペレーター スズミヤ・ルイ
何かと暑苦しいA&Rの中で唯一涼しい印象を持つにじゅう…エフンエフン。
その美声は隊員達の緊張や疲れを解してくれる重要な役目を持つ。
声・性格・顔・体型と共に満点クラスで、数多くの男達がアタックし、撃沈していったと言う。
性格は正反対だが、同じ世代で同姓のミスカとは特に仲がいい。
なお、アンドロイドでは無いので、あしからず。

オオシマ長官
A&R日本海本部長官。65歳。
メンバーの中で最年長であり、かなり腕の立つカラテマンである。
そのカラテの腕は等身大の宇宙人ならば十分に立ち回れる程であり、若い頃相当鍛えたらしい。
それに似合わず、常に手につけている指輪は宝物らしく、いつも丁寧に磨いている。

リュートリニアン
10年前、戦争により母星を失い地球圏に現れた異星人。
実はその実体は無く、見た目は光の浮遊体といった感じである。
元々は人間に近い姿をしていたが、地球圏に飛来したさい環境に適用できるように姿かたちを変えた。
手足の無い彼等はサイコパワーでUFOの操縦等をする。

フリップ星人
リュートリニアンの母星を戦争に巻き込んだ張本人。
地球人類と最悪の形でファーストコンタクトを果たした後、どこかへ逃亡した。
その逃亡場所は不明だが、少なくとも地球と月が見える場所にいる事は確かである…。

ウルトラマンクラウス

M78星雲より訪れた光の巨人。
フリップ星人を追い地球圏に現れた。
地球圏に到達する前までにフリップ星人を仕留めれなかった事をわびてか、
カミヤ・レイジと一心同体になり、地球で戦い抜く事を決意した。
身長47メートルで、その体色は銀色をベースに赤いラインが走っている。
そういう意味ではかつてのウルトラマンマックスとはあまり似ていない。
M78星雲でのみ取れる特殊な宝石、ウルティメイト・ストーンを使用しレイジから変身する。
なお、その技等はまだ腕から発射するクラッシュウムカノンしか確認されていない。

分身宇宙人フリップ星人

索敵怪獣サーチュカン

フリップ星人が送り出した手下怪獣第1号。
見た目は生命体だが、実際はサイボーグであり、以後出現する怪獣の多くもサイボーグである。
この怪獣に与えられた役目は地上の策敵およびフリップからの伝言者で、
クラウスに爆破された後でもしっかりとフリップからの伝言ホログラムを映し出した。

どこかの誰かさん

かつて、地球侵略のために地球に潜伏していたが、
その後数十年間の間に悪い方向へ変わり行く地球に見切りをつけ、母星に帰った対話宇宙人。
そんな彼が今回地球に訪れた理由は、彼曰くお葬式らしいが、誰のお葬式なのかは不明のまま。