ウルトラマンシグマ最終回記念座談会
真悟「皆様、明けましておめでとうございます!…数日経ったけど。座談会
やるの遅いだろ…常識的に考えて…」
「本当は元旦の日にやるつもりだったんだけど…」
真悟「作者はウルトラマン福袋のために東京を歩き回っていました」
「メビウスブレイブとガンローダー入ってた」
真悟「聞いてないよ!というか早く始めようよ!?」
「というわけでウルトラマンシグマ最終回記念座談会の始まり始まりぃ〜!!」

真悟「まず最初になんでシグマ作ろうと思ったん?」
「そりゃあ、ウルトラマンが好きだったからに他ならない!そしてスレを見つけた時、
自分の理想のね、ウルトラマンを作ってやるぜ!と」
真悟「なるほど〜さすがにガキの頃からウルトラ中心に生きてきただけあるわ」
「まあねぇ〜!」
真悟「褒めてない!!」

真悟「え〜じゃあ次にキャラクターについてだけど…」
「うん、まずお前のことなんだけどさ」
真悟「なんだよ?」
「お前、俺のコピーと言っても過言じゃないよ」
真悟「え!?馬鹿な!なんで、お前みたいな落ち込むとやたら立ち直りが遅い人間の
コピーじゃなきゃいけないんだ!?」
「そこまで言わんでもええやん…だってお前、野球と蕎麦好きだろ?」
真悟「それがどうしたよ?」
「俺も野球好きだし、俺はうどんが好きだからこいつは蕎麦でいいや〜って感じに」
真悟「ガ〜ン!そんな簡単な性格付けされたのかよ、俺…」
「それでいて俺のマイナス面やダークサイドは消しておいてある」
真悟「都合の良いように曲げてんなおい!…で、他のみなさんについては…」

「そうだね、まず隊長の神はTACの竜隊長っぽくしようかなって」
真悟「名前も似ているしな。まあエース好きだから分かるけど…」
「中村は間違いなくウルトラ警備隊のソガ隊員。射撃の名手で主人公とも仲が良い
ところとか。あと、荒井はTACの山中隊員の性格と科学特捜隊のイデ隊員を
足して割る感じにしようと思ったんだけど…」
真悟「結果は荒井さん、別に俺と衝突するような事は無かったね。発明はかなり
良い物作ったけど。谷村さんは?」
「これは…名前も中村と同じ『村』が付いちゃったんだよね…初期、よく
確認しなかったからこんなミスを犯しました。実は本当は『谷川』だったんです」
真悟「え〜!?最終回迎えて初めて知ったわ!」
「でもほら…地味キャラだから…いっかなぁ…なんて」
真悟「おい!…谷村さんが向こうで泣いてるじゃないか!」
「次は女性隊員のことだけど…雪とか」
真悟「おお!雪ね!ささ早く早く!谷村さん?気が済むまで泣くのが吉ですよ」

谷村「真悟ぉぉぉぉぉ!!(泣)」

「姫子と雪の名字、桃瀬。まあとある漫画からその名は来てるわけです」
真悟「漫画好きだもんなぁ〜」
「姫子はもう典型的な通信担当の女性隊員。でもそれだけじゃあ物足りないので
ブラコンにしといた」
真悟「前から思っていたけど、結構簡単なキャラ付けするな…」
「雪も、その場の思いつきでその名前を付けた。性格がツンデレなのも
恋愛要素にしようということでそうした」
真悟「雪までそんな簡単に付けられたんかい!なんだよ、このノリだけで
物事決める作者は!?」
「勇君は子供キャラが欲しかったから」
真悟「作者の暴露のせいで台無しだよ!いろいろと!怪獣の名前は!?」
「それは、語呂の良さや、その怪獣の特殊能力に合わせた名前」
真悟「うん、怪獣の方が待遇よさそう…」

真悟「次に各々の話について。気に入ってる話とかある?」
「第38話・復活の超獣!起こせ聖夜の奇跡!かな。スノーギランを出せたし
雪と真悟がやっとこさカップル成立!だったし」
真悟「うん、俺もあれは良いと思った。雪かわいいよ雪」
「…お前、SGTに入ってから駄目な男になったな…」
真悟「ジャック先輩に失礼なネタはやめろ!他には何かある?」
「真必殺!フォーメーションヤマトS!かな。これには結構深いわけがあるんだな…」
真悟「どういうこと?」
「お前さんの名字が先生と同じになってしまって…まあやっぱりオイラのミスですが。
というか、よほど『大和』って漢字使いたかったんだろうな。それのフォローの意味も
込めて、オオヤマ隊長をSGTの長官にしてみたんよ」
真悟「怪我の功名って奴か…」
「そうだ、架空の地名が出た話には注目してみてください。次回作にも、
もしかしたら出てくるかも…」
真悟「祭りの話とかね」
「あとウルトラ時代劇シリーズ。多くは語らないけど」
真悟「よほど、味を占めたらしいです」

真悟「作っている間のトラブルとかあった?」
「トラブルはねぇ〜…いろいろあった。一週間休んだこともあったけど
今ではさすがに立ち直りました。当時居合わせたみなさん、本当にあの時は
ご迷惑をお掛けしました」
真悟「こいつ、非常にわがままでナルシストなんで勘弁してやって!」
「他には、やっぱネタ切れした時はどうしようかと思った」
真悟「それでも全52話作ったんだな、作者」
「だってさ、俺の一番好きなウルトラと同じ話数にしたかったんだ」

真悟「こだわってるねぇ…こだわりといえば自分の中でこれは譲れないみたいなのは
あった?」
「台詞。絶対に譲れないものがあった…!」
真悟「おや?なんか急にマジになった。一体どんなの?」
「『死ね』『殺す』これだけは絶対に悪役以外には言わせない」
真悟「それは何故?」
「嫌な世の中だよ、今は。いや世の中語れる程、人生なんか経験しちゃいないけど。
でもな、軽々しくこんな言葉使っちゃいけないよ。というか一生の一度も
使いたくない。小学生でもすぐに使うんだから。ちょっと嫌な事があれば
殺人犯すような人もいるし。そんな殺伐したのは現実だけで十分。こういう
自分の創作の中ぐらい、物騒な台詞ぐらい無くしたい」
真悟「…なんか、そういうことで嫌な目にあった?」
「あった。だから尚更そんなの使ってたまるか!というか、現実でも
殺伐したものが無くなればいいのにな…まあ理想なのかもしんないけど…」
真悟「優しさを失わないでくれ…弱いものをいたわり、互いに助け合い、
どこの国の人達とも友達になろうとする気持ちを失わないでくれ…
大先輩が最後に残した言葉だ…」

真悟「…さて最終回についてはどんな思いで作った?」
「シグマを書き始めた当初からシグマは、というか真悟は地球に残って
生き続けるというエンディングを迎える気は無かった。地球を救うために
自分を犠牲にしてでも最後の必殺技を放つ…自己犠牲に酔っちゃったから。
悪いな真悟…こうしたことによってお前は雪とは別れなくちゃいけなくなっちまって」
真悟「…いいよ、地球を守ること=雪を守ることだし…雪に俺の願いも
聞いてもらったし」
「そうか…他には地球人の力は侵略者達と比べると全然大した事なんか無さそうだけど
努力次第で、それは超えられるっていうのも見せたかった。上手くいかなかったけど
プラズマクラッシャーの扱いにちょっと失敗した。バゾード星人を倒したら
破損でよかったかも」
真悟「まあ、その悔いは次回に活かすってことで」

真悟「さてそろそろ座談会もお開きにしますか」
「おう。さてさてみなさん、新たなウルトラ戦士の紹介を…」
真悟「おっと、待った!…それは今度の特別編でやりましょうや!」
「そうだった。投下は今夜?それとも明日?月曜?」
真悟「早よ、作れ!!」
「ごめんごめん…それではみなさん、次回作はまあ気長に待っててね」
真悟「急がせますんでホント…それじゃあ、またね〜!」
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ウルトラマンシグマ最終回記念座談会2
真悟「…えーと、何ですかこれは?」
「読んで字の如く、座談会2だよ」
真悟「何言ってんの!?この前、シグマもこれで本当に最後です!とか
言ったくせに!!」
「いやぁ、ちょっと言い忘れがあってさぁ…後からHPのBBSでこれ追加して
ください、を細かくやるよりいいかなぁ、と」
真悟「アホか!!ちゃんと入れ忘れが無いか確認せんかい!」
「マジごめん。でも今回は座談会だけじゃないから」
真悟「というと、まさか!?」
「そう、新作発表だよ!」
真悟「まあ、それが付いてんならいっか。じゃあ座談会2回目はじまりはじまり〜!」

―――消えた設定。
真悟「なんか、考えてたけど使わなかった設定は?」
「うん、エース好きとはいつもいつもしつこく言っているけど、エースの特徴の
一つに合体変身があったろ?」
真悟「ああ、あったね…まさか!?」
「うん、最初は合体変身考えてた」
真悟「おい〜!1回目の座談会で言え!そういうのは」
「悪い、ちなみに相手は雪でも姫子でもない、まったく新しいキャラの予定でした」
真悟「一体どんな人だったんだろう…」
「そこはご想像にお任せします」

―――やりたかったけどやらなかったエピソード
「ウルトラ兄弟という設定を活かしてやりたかった話もある」
真悟「それはどんなの?」
「エースキラーとか、ヒッポリト星人とか、そのあたりを」
真悟「イベント編としてはどっちも豪華だったしね。でもどうしてやらなかったん?」
「だって普段、噛ませイヤー言ってる人間が人様のキャラを噛ませにしていいのかと。
もし、実行したら十字架に貼り付けだぜ?ブロンズ像だぜ?」
真悟「もし許可貰えても、実行するのに気が引けるな、確かに…」
「ちゅーことで没に。あとバレンタインの話やったし、ホワイトデーもとか
考えていたけど、難しかったので止めた」
真悟「話にしにくい行事もやっぱあるって…」
「とりあえずウルトラ兄弟が関わる話は次回作で比較的、いろいろ
やってみようかな、とは思いますので」

―――他にもいろいろと…
「実はオマケコーナーもあるはずだったんだ…」
真悟「マックスボックスとかメビナビみたいな?」
「そう。でもなんか、やらなかった。次回はやるよ、うん」
真悟「他には?」
「学年誌的なネタもやりたかった。悪くなった頭はなおらなかった。みたいな」
真悟「あれは…爆笑物だね」

真悟「さて今度こそ、座談会も終わりですね」
「うん、そしていよいよ新たなウルトラマンが登場するよ!」
真悟「俺の新しい弟をみんなで応援してくれ!」
「それではいってみよう!!せーの!!」

          『新たなウルトラ兄弟は誰だ!?』


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